諸元計算方法
概要
- 入力項目はすべてデフォルト値がセットされています。
- そのままで「単ケース計算」ボタンをクリックすると、諸元計算、歯形計算を行います
- ねらいの諸元値に修正して「単ケース計算」をクリックすると再計算します
- バックラッシを付けた諸元設計法は別途設けるので、本説明には含みません
- 各諸元寸法計算式は、小原歯車工業様「歯車技術資料」記載と同一です
- 歯数やモジュールを修正したときに、中心距離が分からないときは、中心距離欄に「0」を入力して「計算」ボタンクリックすると、正しい中心距離を算出してくれます
- ただし「中心距離固定」にチェック入れた場合を除きます
- 「小歯車」「大歯車」とありますが、内歯車を除いて歯数の大小はどちらでも構いません。
- 「頂隙係数c」および「ラック刃先の丸み係数ρf」は、歯たけhとモジュールmから求めます。c=h/m-2としてcを求め、cが0.25,0.35,0.4のときρfはそれぞれ0.38,0.41,0.39となります。詳しくはこちらのリンク先の頂隙のページを見てください。
外歯車セットの場合
- メニュー「ファイル」→「新規作成」クリックします。
- データを入力します。
- 「全ケース計算」または「単ケース計算」クリックします。計算結果が「結果」欄に記入されるとともに、画面左側のグラフに歯車の形状が表示されます。
- 歯数、モジュール、ねじれ角を変更のつど、「単ケース計算」クリックすると、中心距離を再計算します
- 「中心距離固定」にチェック入れると、その中心距離を維持したままで転位係数が変化します
- アンダーカット時のかみ合い率は、隅肉開始直径(インボリュートとトロコイドの交点直径)と作用線の交点から、自歯の歯先半径と作用線の交点までの距離を「かみ合い長さ」として計算しています。
内歯車セットの場合
- メニュー「ファイル」→「新規作成」クリックします
- 条件入力欄の「大歯車」の「内歯」にチェック入れます。
- データを入力します。このとき内歯となるほうを「大歯車」側に入力してください。逆の場合はメッセージ表示して停止します。
- 「全ケース計算」または「単ケース計算」クリックします。計算結果が「結果」欄に記入されるとともに、画面左側のグラフに歯車の形状が表示されます。
- 内歯車はギヤシェーパーもしくはブローチで加工する場合が多いですが、本ソフトではラック加工の歯形で代用しています。そのため歯先径、歯底径、歯先形状、隅肉形状、かみ合い率は実際の場合と異なることがあります。
- 内歯車では、歯先円直径と歯底円直径は逆に読み替えてください。歯先円は歯底円、歯底円は歯先円となります
- 内歯車の成立性条件として「インボリュート干渉」「トロコイド干渉」「トリミング干渉」および「基礎円が歯先円より小」がありますが、Ver33から対応しています。
インボリュースプラインの場合
- メニュー「ファイル」→「新規作成」クリックします。
- 条件入力欄の「大歯車」「内歯」にチェック入れます。
- 条件入力欄の「小歯車」「大歯車」ともに「スプライン」にチェックを入れます。
- データを入力します。このとき穴側となるほうを「大歯車」側に入力してください。
- データを入力せずに計算ボタンをクリックすると、メッセージとともにデフォルト値が入力されます。
- 「全ケース計算」または「単ケース計算」クリックします。計算結果が「結果」欄に記入されるとともに、画面左側のグラフに歯車の形状が表示されます。
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条件入力 |
- 本ソフトでは、インボリュートスプライン歯形を次のように決めています。
- 「歯末のたけ」0.5モジュール
- 「歯元のたけ」0.5モジュール
- 「頂隙」「ラックの刃先R」0
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インボリュートスプライン |
単品図の場合
- 歯車セットではなく単品モデルが必要な場合は、小歯車、大歯車双方に同じ諸元を入力します。
- 条件入力欄の「表示」で「小歯車」にチェック入れ、「大歯車」のチェックを外します。
- 以降は、外歯車の場合と同様ですが、CADでは指定した側のモデルのみ原点を中心として出力されます。
【ご参考】歯先円径、歯底円径の指定
入力欄をスクロールすると、歯先円径・歯底円径の入力欄があらわれます
- 歯先円径、歯底円径が空欄の場合は、頂隙一定方式で決めます
- 指定がある場合は、歯先円径、歯底円径入力欄に記載してください
- 「頂隙一定方式」・・・頂隙が一定に保たれるように、相手歯車の転位係数と中心距離増加係数で、自歯車の歯たけが変わる