概要
- 本諸元設計ツールは、3D-CAD「Fusion 360」以外に、次の形式で一周分の歯形を出力することができます
- DXF・・・2D-CAD用フォーマット
- EMF・・・拡張メタファイルフォーマット(Office系ソフトで図形として扱える)
- CSV・・・カンマ区切りテキストデータ(生データ)
- いずれも離散点による多角形近似です
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「エクスポート」タブ |
DXF
- 「エクスポート」タブをクリックします
- 「歯車選択」から「小歯車」「大歯車」「歯車セット※」のいずれかクリックします
- 「出力形式」から「DXF」をクリックします
- 「Export」ボタンをクリックします
- 保存名を聞いて来るので、ファイル名を付けて「保存」クリックします
- ※ver39からは「歯車セット」出力が可能になりました。小・大歯車と基礎円、かみ合いピッチ円を作図します。
- Fusion360ではメニュー「挿入」「dxfを挿入」からdxfファイルを読み込むことができます。
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出力したdxfをFusionで読みこみ |
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「歯車セット」をFusionで読み込み |
CSV
- 「エクスポート」タブをクリックします
- 「歯車選択」から「小歯車」「大歯車」のいずれかクリックします
- 「出力形式」から「CSV」をクリックします
- 「Export」ボタンをクリックします
- 保存名を聞いて来るので、ファイル名を付けて「保存」クリックします
EMF
- メニュー「設定」「背景格子表示」をオフにします
- 「エクスポート」タブをクリックします
- 「歯車選択」から「小歯車」「大歯車」「歯車セット」のいずれかクリックします
- 「出力形式」から「EMF」をクリックします
- 「Export」ボタンをクリックします
- 保存名を聞いて来るので、ファイル名を付けて「保存」クリックします
- Office系ソフトに取り込むには次のようにします(PPTの例)
- パワーポイントを開いて、保存したEMFファイルをドラッグ&ドロップします
- 枠線だけが見えて歯車が見えない状態になっています
- 「SHIFT」+「CTRL」+「G」を同時に押します
- 「これはインポートされた図で、・・・描画オブジェクトに変換しますか」と聞かれるので「はい」をクリックします
- 枠線の上に歯車図形が表示されます。枠線は不要なので消します。
- 取り出した歯車図形は、ほかの図形と同じように「塗りつぶし」色の変更、「枠線」の太さや色を変えることができます